【実体験】明日のラウンドにも間に合う!初心者でも簡単にドライバーをまとめる方法
「明日会社のコンペなのにドライバーが全然打てない」「久しぶりのゴルフでドライバーが打てるか心配」なんて悩んでいませんか?
僕も同じように悩んだ経験があります。僕はゴルフを始めてもっとも悩んだのがドライバーショットでした。
ドライバーショットが嫌になり、ティーグラウンドでドライバー以外を手にすると「置きにいってる」「男気がない」などバカにされたような言葉をよく言われていました。
それから、練習の7割をドライバーショットに割き、悩みながらもなんとかうまく打てる方法を考え、チャレンジした結果、今では最も得意なクラブと言ってもいいほど上達しました。
今回は膨大な練習の中で感じた簡単にドライバーをまとめる方法について解説していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで、明日のラウンドでしっかりとドライバーを打つことができるようになり、仲間から驚かれること間違いなしですよ!それでは解説していきます。
ドライバーなんて嫌いだよー
ドライバーショットをまとめるための3つのポイント
ドライバーはすべてのクラブの中で一番長いため、扱うのが難しいクラブです。しかし、最初のドライバーショットをまとめることができれば、スコア的にとても有利になります。
すぐに出来るドライバーをまとめるためのポイントは3つあります。1つずつ解説していきますね。
1つずつ解説していきますね。
アドレスの取り方、位置
ゴルフのスイングにおいて、アドレスはもっとも重要な要素になっています。アドレスが崩れていると、いくら最新理論のスイングを勉強して、完璧に再現ができたとしても球は明後日の方向に飛んでいきます。
アドレスを決めるというのは、旅行で例えるなら目的地へ行くための手段を決めるのに似ています。
目的地(ターゲット)だけを決めても、「どうやっていくか」「どこを通るのか」「移動方法は何を使うのか?」を決めなくてはまともに目的地にはたどり着けませんよね?
ゴルフスイングも同じで、どんなスイングをして、どんな軌道を描いて、目的の場所に球を届けるのかはアドレスから見えてこなければいけません。
プロの試合を見てみると、アドレスを見ただけで「この人はドローボールを打とうとしてるな」「この人はフェードボールを打つな」と打つ前から予想できます。
それくらい明確なボールのイメージを持ってアドレスに入る必要があります。アドレスの取り方については後ほど後述します。
ゴルフが上手な人はショットに入る前に毎回同じ動作をしてショットに入ります。同じ動作を行うことを、ルーティーンといい、毎回同じ環境で球を打つ準備をするだけでなく、毎回同じアドレスやボールとの距離を保つために行います。
初心者の方はこのアドレスの取り方が大雑把になってしまう傾向があります。練習場で自分にとって調度良い位置を見つけて、毎回同じ位置でアドレスが取れるように練習しましょう。
アドレスの決め方
アドレスの決め方は人それぞれ違います。それは体格や体の使い方が人それぞれ違うため、「これが正しい」というものはありません。
練習しながら自分で最適なアドレスを見つけて行く必要があります。調整方法として実際に僕がやった方法をご紹介します。
この方法は僕が今でも実際に行なっているルーティンでもあります。
初心者の場合、特に右肘の位置が球を打つ度に変わってしまうことが多いです。右肘の位置をいつも同じにするだけで、ボールとの距離を適切に保つことができます。
また、足の幅やボールの位置も変わりやすいです。あまり練習に行けない方も多いと思いますが、練習の頻度が低いとボールの位置や、ちょっとした立ち方の違いに気づけません。
足の幅、ボールの位置を毎回同じにするだけでもナイスショットの確立を上げることができますよ!
上半身だけでスイング
これはあまり言われていませんが、初心者がドライバーをすぐに打てるようになるには、上半身のみを意識するのが一番簡単です。
「え?下半身主導とか下半身リードってよく聞くけど、上半身でいいの?」と思われているかもしれませんね。
下半身主導、下半身リードは重要な要素の一つです。上級者になるためには必須の動きと言ってもよいでしょう。
しかし、僕の経験から言わせてもらうと下半身主導はかなり難しいです。ちょっとやそっと練習したくらいでは身につかない動きです。
すぐにドライバーをまとめるためには、一旦下半身のことは忘れてください。体重移動も必要ありません。
「上半身を左右にしっかり回す」これだけを意識してみてください。バックスイングでは、目標方向に背中を向けて、フォロースルーで目標方向と反対方向に背中を向けるくらいしっかり回転しましょう。
しっかり回転を意識するだけで、自然と体重移動もできているのがわかると思います。上半身だけで打っても飛距離はさほど落ちませんし、球が大暴れすることも少なくなるため、結果的に飛距離も伸びます。
1つ注意としては、重心(自分の体の中心)を動かさないつもりで打つようにしてください。重心が左右に動くと球が曲がる原因となります。重心を動かさずにその場で回転するような気持ちで打って見てください。
まずはこの上半身の動きをしっかり体に覚え込ませて、慣れてきたら次に下半身の動きをマスターしていきましょう。
ティーショットの立つ位置
僕もそうでしたが、初心者ほどティーグラウンドをうまく使えていないことが多いです。例えばあなたが、ティーショットを打つ時に、コースの右側に大きな池があるとします。その時、あなたはティーグラウンドのどこに立ちますか?
ここで真ん中に立つと答えた人は要注意です。ストレートボールが打てる人以外は、左右どちらかに立って、コースを広く使う方がスコアをまとめるために有利となります。
例えばスライスが出やすい人であれば、ティーグラウンドの右側に立ち、フェアウェイの左側に向けてショットを打った方が、フェアウェイ全体を使うことができます。ドローが持ち玉なら、その逆で左側に立って右に打ち出していきます。
コースの左右にハザードやOBゾーンがある時には、あえてハザードがある方に立つことで、視覚的に安全地帯が広く見えてプレッシャーがかかりにくくなります。
上手な人ほどティーグラウンドから次のことを考えたポジションや位置を探り、ティーショットを打っています。
最初はどのようにしたらよいかわからないと思いますが、練習としてテレビやYoutubeでプロのティーショットを見てみましょう。そして、そのプロがなぜその位置からティーショットを打ったのかを考えて見ましょう。またテレビの解説なども聞くのも勉強になりますよ!
実際にラウンドへ行った際には、自分でできなくても良いので、考えを持ってティーショットを打って見ましょう。考えて、実践することで上達の速度は何倍にもなりますので、どんどん実践してみましょう!
ドライバーが左右に曲がる時の対処方法
ここからは、ドライバーが左右に曲がる時の対処法について解説していきます。僕はゴルフを始めた頃はスライスに悩み、ここ最近はフックに悩んでいました。自分なりに色々調べた結果から、対処法をまとめていきますね。
ドライバーが右に曲がる時の対処法
ゴルフを始めて始めに悩むのが右に曲がるスライスです。スライスはすべてのアマチュアゴルファーの8割が悩んでいると言われています。
「練習場では曲がらないのに、コースだと右に曲がる」という人は、多くの場合ヘッドアップ(すぐにボールの行方を追う)したり、体が目標方向(右利きなら左側、左利きなら右側)に体がずれてしまう場合が多いです。この場合は2つのポイントに気をつけると良くなる場合があります。
クラブを短く持つ
クラブを短く持つことで、振り遅れによるミスを減らすことができます。振り遅れにも様々な原因がありますが、クラブを短く持つことで、クラブ全体のバランスが軽くなり振り遅れを少なくできます。
顔は右斜め下を向いてインパクトする
練習場ではボールの行方はさほど気にならないので、ヘッドアップせずに打てる場合が多いです。しかし、コースに行くと打ってすぐにボールの行方を追ってしまいたくなりますよね。
ボールを追おうとすることで、すぐに顔が上がり、手元が浮き、結果フェースが右方向を向いてしまいます。右を向いたままインパクトするため、ボールが右に行ってしまうのです。
コースでこそ、ボールの行方は一緒にラウンドしている仲間が見てくれているので、自分はボールを見ないくらいのつもりで、しっかり右斜め下を向いてインパクトしましょう。
ドライバーが左に曲がる時
少しゴルフに慣れてきて、クラブが触れるようになってくると陥るのが、フック、チーピン病です。僕もフック、チーピンには3年も悩まされてきました。ここではすぐに実践できる対処法について説明していきます。
フェースが必要以上に被っていないか
アマチュアの多くは初めはスライスに悩みます。スライスに悩むと無意識のうちにどんどんフェースをかぶせて構える癖がついてしまいます。初心者のうちは、フェースを被せても、振り遅れてフェースが開き、結果いい球が出るときがあります。
しかし、ゴルフが上達してくると振り遅れも少なくなるため、フェースがアドレスの時と同じ状態、もしくはさらに閉じた状態でインパクトを迎えるようになります。これが左に飛ぶ原因です。
ボールが左に飛ぶ時はまずはフェースの向きを正しくセットしましょう。正しい向きとは、ヘッドを地面に自然に置いた状態です。自分から見て目標のやや右を向いているくらいが、ドライバーのまっすぐです。
まずはニュートラルなフェース位置で球を打ち、それでも右に行く時はフェースをかぶせるように微調整して、自分に最適なフェースの向きを探してみましょう。
アドレスの肩のラインと目標方向を揃える
打球の軌道を決定する大きな要因は肩のラインです。両肩を結んだ線がしっかりと目標方向を向けているかチェックしてみましょう。
特に左に曲がる時は、右に打ちたいと考えるあまり肩のラインが目標より右を向いていることが多いです。肩のラインが右を向くことで、必要以上にクラブが横になってしまい、クラブヘッドのインサイドーアウト軌道が強くなります。
インサイドーアウト軌道が強くなることで、フック回転が強くなりフックボールやチーピン、ドロップボールがでやすくなります。
簡単な対処法としては、アドレスを取る際に右手一本でクラブを持ち、しっかりと目標を確認してアドレスに入る。最後に左手を添えるようにしましょう。これだけで、肩のラインが右を向きすぎることは少なくなります。
腰を後ろにひっぱる
最後のポイントとしては、ダウンスイング初期に腰をうしろにひっぱる動作をすることです。右腰や右膝が前に出ていると言われたことはありませんか?
これはダウンスイングでボールを叩こうという意識が強い時に、無意識に右足や腰が前に出てきてしまいます。右サイドが前に出てくることで、クラブの通り道がなくなり、結果的にインサイドーアウト軌道が強くなります。
切り返しの時に、思い切って左腰を後ろにひっぱるようにしましょう。これは誰か手伝ってもらえる人がいれば、左お尻のポケットを引っ張ってもらうと感覚を掴みやすいです。
一人でやるときは、自分の左斜め後ろに椅子があって、椅子に座るくらいの気持ちで腰〜お尻の部分だけを引っ張りましょう。こうすることでクラブの通り道ができて、適正な角度でクラブを振ることができます。
まとめ:気持ちよくドライバーを打って、ゴルフを楽しもう!
ドライバーはゴルフの中でも一番爽快で、楽しいクラブだと思います。朝一の緊張する中で、気持ちよくドライバーを振り切れただけでも「今日は来てよかった」と思えてしまいますよね。
今はドライバーが得意じゃなくても、練習を続けるうちにどんどん上達していくので焦らずに練習を続けて行きましょう。
普段練習ができず、でもラウンドでいい結果を残したいという方は、今回の記事を参考にして、気持ちのよい一発を打ってみてくださいね。