【看護師国家試験対策】1か月前にやるべきこと3選
「国家試験まであと1か月だけどなにをすればいいの?」「これからどう勉強したらいいの?」と悩んでいませんか?
国家試験まで残り1か月となり、いくら勉強しても不安ですよね。
私も国家試験を受験したときはそうでした。毎日勉強しても不安だけが募っていったことを覚えています。
終わってみると意外と試験の点数はとれていて、あっさりと資格を取ることができましたが不安な気持ちを持つ気持ちはよくわかります。
そこで今回は試験まで1か月となった今やるべきこと3選を紹介したいと思います。その3選とは
- QB(クエスチョン・バンク)の見直し
- 体調管理に気を付ける
- 会場の確認とホテルの手配
次から詳しく解説していきます。
試験となると不安ですよね。この記事があなたの不安を少しでも和らげられると嬉しいです。
看護師国家試験対策1か月前にやるべきこと3選
ここからは具体的に、国家試験対策1か月前からやるべきことについて解説していきたいとおもいます。「もうわかってるよ」と思うかもしれませんが、確認の意味で読んでみてくださいね!
QB(クエスチョン・バンク)の見直し
試験1か月前というと、「QB(クエスチョン・バンク)」はすでに1~2周は終わっていますよね?
「え?同じ問題を何度もやるより、新しい問題集やった方がいいんじゃない?」
と思いますよね。同じ問題集だと答えを覚えてしまい、本当に知識が身についているか、分からなくなることはよくあります。
しかし、私は「同じ問題を解き続ける」ことを推奨しています。
なぜなら、まず問題と答えを覚えられているということは、それだけ「頭にすんなり入っている」ということです。
例えば
問題: 不動産の仲介業者が受け取る報酬は通常どのように計算されますか?
A) 売買価格の一定割合
B) 固定料金
C) 消費税の一部
D) 売主の収益の一部
上記は宅建の問題です。こんな問題ばかり何度も出てきたら、問題と答えを覚えていられるでしょうか?
おそらく覚えていられるひとは少ないと思います。
「覚えることができる=元々知識として備わっている」
という証明になります。また問題が解けることで勉強に対するモチベーションも上がりますので、同じ問題集を繰り返す方法をお勧めします。
同じ問題集をすることで、何度やっても間違えてしまう問題というのも出てきます。
「何度も間違える=知識が備わっていない」
ということです。自分の中で知識があやふやな部分をあぶりだすという意味でも同じ問題集を何周も行うことは効率がよいです。
問題を解く上で、ひとつ注意することは「根拠や理由を明確にする」です。
根拠や理由を理解していると、問題の出し方が変わっていても正解にたどり着くことができます。
QBを解く際は、「答えと根拠」どちらも当たって〇にするなど工夫して問題を解いていきましょう!
僕も冬までは合格点をとれていませんでしたが、冬からの追い込みで合格点まで届くようになりました。
体調管理に気を付ける
1月の時期だと寒い日がつづきます。またこれまでの勉強疲れや、国家試験に対する不安がストレスとなることもあります。
せっかく勉強したのに、体調不良になっては十分に力を発揮することができません。
1か月前の今の時期は、体調管理に気を配り手洗い・うがいをしっかりやる。人ごみに行くときはマスクをするなど、風邪を引かないよう十分注意してください。
また、試験は午前中から行われるため、今のうちから早寝・早起きの習慣をつけておきましょう。
そうすることで、試験の時も自然と朝から頭をフル回転させることができます。
感染予防と正しい習慣を身に着けるよう意識して生活しましょう。
会場の確認とホテルの手配
これは会場が地元であれば意識する必要はありません。
しかし、遠い所から試験を受けにくる受験生の場合は、必ず確認をしましょう。
会場の場所や、最寄り駅、会場までの交通手段など事前に把握するようにしてください。
また雪が降る場合には、雪が降った時の交通手段をどうするか、公共交通機関は使えるのかなども事前に確認しておくとよいでしょう。
試験当日になにかトラブルがあると、それだけ精神的に動揺してしまいます。無事に会場についたとしても、心の動揺はなかなか落ち着きません。
心に余裕をもって試験を受けるためにも、事前の準備をしっかり行いましょう。
ホテルの手配については、場所によっては、ひとつの試験会場に多くの学生が集まる場合もあります。直前では近隣のホテルがいっぱいになってしまい
「会場から遠いホテルしか空いていない」
なんてこともよくあります。必ずホテルの手配を行い、試験当日はベストな体調で臨めるようにしましょう。
看護学校の友達と同じホテルだと、試験前日もリラックスして過ごすことができました。
寝不足にだけはならないよう注意してくださいね(笑)
国家試験の1か月前から対策するなら
ここからは「もし私が1か月前から試験対策を始めるなら」というテーマで書いていきたいと思います。
頑張れば1か月前からの勉強でも合格点は取れると思います。日頃実習を行っていれば、ある程度の知識はすでについているからです。
もし「これから勉強を始めます」という方がいれば参考にしてみてください。
必修問題は合格点をとれるまで繰り返す
まずは、必修問題を徹底的に解きます。必修問題は合格点を取れなければ、その時点で不合格になってしまうからです。
また、一般問題に比べても基礎的な問題が多く、知識の確認や根拠を調べるのも簡単です。
まずは過去問で必修問題が8割以上とれるようになるまで、繰り返し問題を解きましょう。
一般問題はとにかくQBを読み込む
必修問題を8割以上正当出来るようになれば、次に一般問題を解いていきます。
QBを解きながら、「間違えた」「当たったけど、根拠が分からない」「根拠も答えも分かった」という風に印をつけていきます。
まずは出来るだけ早くQBを1周終わらせます。
次に2周目からは、「間違えた」「根拠が分からない」問題のみを再度解きなおしていきます。
この時、問題1つ1つ根拠を明確にしていくようにしましょう。出来れば、問題にかかわる部分の教科書を読み、根拠とその周辺についての知識も一緒に覚えましょう。
この手順でQBがほぼ「根拠と答えが分かる」状態にできれば、十分に試験に合格する力がついています。
根拠・理由を理解するなら、「なぜどうして?」がおすすめ
これは私も実際にやっていた勉強法ですが、QBを解きながら間違えたところに関する「なぜどうして?」を読んで、再度問題を解くのを繰り返していました。
「なぜどうして?」を読むメリットは、根拠が簡潔に書いてあることと、漫画形式でとても読みやすいことです。
教科書ほど勉強しているという感じが強くないので、気分転換に「なぜどうして?シリーズ」を読むのも苦痛ではないです。
全て揃えようと思うと、高額になってしまうので、特に苦手な分野を数冊揃えたり、学校の図書館にあれば借りて読んだりするといいでしょう。
教科書では知りたいことが、難しく遠回しに書いていることが多いため、時間を無駄にすることがあります。
短時間で効率的に勉強するためには、「なぜどうして?」を読むのをお勧めします。
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「なぜどうして?」シリーズに本当に助けられました。もう見ないのが損というくらいなので、まずは図書館で借りてみてください!
対策を万全にして看護師国家試験に臨もう!
国家試験まで1か月となり、とても不安が大きい時期ですよね。
今回紹介したことを意識して残り1か月を過ごしてみましょう。今の時期は勉強を頑張るだけでなく、体調の管理が特に大切になります。
体調管理に気を付けて、試験で100%の力を発揮できるようにしてくださいね!
ここまで読んで頂きありがとうございました。努力家のあなたなら、絶対に良い結果が待っていますので、焦らず試験まで頑張ってくださいね。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。