新卒看護師でもWEBライターを経験すべき5つの理由
「新卒で看護師になったばかりだけど、WEBライターって私にもできるかな?」と考えていませんか?結論から言えば、「WEBライターになれる!むしろ経験すべき!」です。
僕は新卒ではないですが、看護師10年目にしてWEBライターに挑戦しています。ライターに挑戦して思ったことは、「もっと前からやっておけば良かった」と後悔しています。
WEBライターをしてみると、自分の生活習慣を良い方向に変えたり、世の中の色々なことを調べることで、今まで知らなかった世界にも興味を持てるようになりました。
そこで今回は、僕がライターをやってみて思った、「新卒看護師だからこそ、ライターを経験すべき理由」についてまとめました。この記事を最後まで読むことで
- 新卒看護師がWEBライターをするメリットが分かる
- 新卒看護師がWEBライターをするデメリットが分かる
- WEBライターになる方法が分かる
上記のことが分かるようになります。是非最後まで読んでみてください。
新卒看護師がWEBライターを経験すべき5つの理由を解説
ここからは、新卒看護師がWEBライターを経験すべき5つの理由を解説していきたいと思います。実際に僕もWEBライターをやってみて感じた事ですので、参考にしてみてください。
実際に僕もWEBライターとして活動していますよ!
勉強する癖が身につく
看護師がWEBライターになるには、まずは勉強から始まります。WEB上での記事の書き方や、実際に記事を書こうと思ったときに、自分が持っているだけの知識では書けないことが多いです。
そのため、インターネットや本などを調べながら文章を書く必要があります。看護師資格を活かして、医療系の記事を書く場合、本などから知識を得ることが多くなります。本業の勉強に加えて、自ら新たな知識を得る習慣ができます。
論理的な文章が書けるようになる
WEBで文章を書くのは、簡単なように感じますが、ある程度知識とコツが必要になります。そして良い文章は論理が正確で、読んでいる人が納得できる文章です。これは、普段の看護記録や看護サマリーなども一緒だと思いませんか?
ライターとして読者が分かりやすい文章を書くように意識すると、普段の看護記録も自然と論理的な文章が書けるようになり、急な看護サマリーもスラスラと書けるようになりますよ。
医療だけでなく、社会の様々なことに関心が持てる
看護師として働いていると、医療関係や自分の職場の周りのことのみに関心が行きがちです。数年仕事をしていたら「医療関係以外のことが全然わからない」となることがあります。
WEBライターとして活動することで、様々なことに関心を持つことができます。また自分の知らない分野でも記事を書くことがあるため、医療関係の知識だけでなく色々な知識を自然に得ることができます。
看護をする上でも、患者さんを多角的にとらえることが出来たり、色々な患者さんと自然と話すきっかけになったりとメリットが大きいです。
自分でお金を稼ぐ自信が付く
「看護師が」というわけではなく、大体の社会人は「自分でお金を稼ぐ」という経験がありません。就職するのは企業に所属して、「お金を貰って」います。自分1人でお金を稼げないため、いつまでも会社に所属する必要があります。
WEBライターの活動を通して、自分でお金を稼ぐことが出来れば、それが自信となります。自信が付けば会社に所属する必要性も感じ無くなったり、新たなチャレンジをする勇気も沸いてくるでしょう。
看護師を辞めてWEBライターを本職に出来る
看護師はとてもハードな職業ですよね。僕自身も現役で看護師を続けていますが、いまだに「辞めたいな」と漠然と思うことがあります。
WEBライターとして、ある程度収入を得られることで、フリーランスとして独立することもできます。WEBライターはパソコン1台あればどこでも仕事ができるため、自分の好きな場所で、好きな時間に働くこともできますよ。
看護師WEBライターは稼げるの?
でも、WEBライターってそんなに稼げるの?
WEBライターにを経験すべき理由はわかったけど、そんなに稼げるのか疑問に思うかもしれませんね。新人WEBライターは平均文字単価が0.1~1円未満なことが多いため、大きく稼げません。
しかし、看護師WEBライターは別で、専門性の高さから文字単価が高めに設定されていることが多いです。次から解説していきます。
WEBライターの平均年収は200~600万円
WEBライターの平均年収は200~600万円となっています。一方で看護師の平均年収は400~600万円程度です。WEBライターの働き方次第では、看護師と同程度の収入を得られることがわかります。
文字単価の高めの看護師がWEBライターに本気で取り組めば、看護師と同じ程度で稼ぐことができ、さらに収入を伸ばすことも可能です。看護師の場合、年収は600万円程度で頭打ちになるため、収入を上げたければスキルを磨くに越したことはないです。
看護師ライターは文字単価が高め
先にも言ったように、看護師ライターは文字単価が高めに設定されていることが多いです。専門職という特徴から、文字単価は1円以上が相場になっています。1枚目の画像は「初心者」でWEBライターの案件を探した画像です。
続いて「看護師」のキーワードで案件を検索した検索結果です。
このように文字単価が数倍違うことがわかります。看護師という職種だけで他の初心者ライターから有利な立場であると言えるでしょう。
ライターからキャリアアップすれば月収100万円も夢じゃない
WEBライターは稼げないとよく言われています。確かに初心者のうちは労働力と収入が見合わない場合も多いです。しかし、継続的に案件を受ける事で単価がUPしたり、ライターからキャリアップをすればライターでも収入を上げることは可能です。
WEBライターの場合、ディレクターと言ってライターを育てる立場になったり、自分でブログなどのメディアを持つこともできます。ブログなど自分のメディアを持ち、ライター経験を活かして記事作成をすれば広告収入などを得ることも可能です。
WEBライターは様々なWEB上の仕事に応用できるため、様々な活動を行えば月収100万円も夢じゃない職業となっています。
新卒看護師がWEBライターをするメリット
なんで新卒看護師がWEBライターをやるべきなの?
ここからは新卒看護師がWEBライターをするメリットについて解説していきます。「ただでさえ忙しいのに、WEBライターなんてできない」と思っていますよね。しかし、新卒だからこそメリットが沢山あります。以下で解説していきます。
知識の吸収速度が速い
看護師だけではないですが、知識の習得には若い人が有利です。また体力面でも優れているため、中年の看護師と新卒では、新卒看護師の方が有利といえるでしょう。
未経験からWEBライターになるには、様々な勉強がまず必要となります。記事を書く時にも、情報を調べて、解釈して、自分の言葉でまとめる必要があります。普段からインターネットを使い慣れている若い看護師の方がこれらの点でも優れていると言えます。
タイピング技術が向上することで、時給を上げやすい
現代では、スマホの普及でパソコンを持っていない方も多いですよね。WEBライターをやるには、作業効率を考えるとパソコンは必須です。
看護師は電子カルテの普及で、普段からタイピングしている方も多いです。今仕事でパソコンを使用していない方でも、将来的には電子カルテになる可能性は高いでしょう。
WEBライターとして、普段からタイピングを行う環境にいればそれだけ、同じ時間で打てる文字の量が増えていきます。看護師の記録が早くなったり、ライターとしての時給を上げる相乗効果に繋がります。
職場で経験したことを新人目線で表現することができる
看護師WEBライターとして求められていることに、看護師のエピソードなどが求められています。あなたが感じたことを新人や学生目線で表現することで、同じ新人看護師や学生の助けになります。
また、患者さんにまつわるエピソードも新人看護師の目線は新鮮なこともあるため、そういったエピソードに関しても需要があります。
看護師以外でお金を稼ぐことで、精神的に楽になる
看護師という職業はとてもハードです。新人看護師の多くは「辞めたい」と考える時がありますよね。しかし、お金のことを考えると辞めるに辞めれないということはざらです。看護師以外でお金を稼ぐことが出来れば、「いつでも辞めれる」と精神的に楽になります。
この「いつでも辞めれる」という逃げ道があるだけで心が楽になります。今まで心を病んで辞めていった看護師を多く見てきたからこそ、心も健康に保つためWEBライターに挑戦して欲しいなと思います。
新卒看護師がWEBライターをするデメリット
看護師WEBライターは良いことばかりではありません。もちろんデメリットもあります。デメリットをよく理解した上で挑戦して欲しいと思います。
看護師の勉強とライター業で忙しい
新卒看護師は勉強が仕事です。職場だけでなく、家に帰ってからも勉強する必要があります。看護師の勉強とライター業の両立はかなり大変です。実際僕も毎日5時に起き、帰ってからも2時間程度はPCに向かっています。
看護師の勉強はそこまで長い時間ではなく、1時間と決めても良いですし、ライター業も寝る間もない位忙しくない程度に仕事を受ければ両立は可能です。
副業禁止の場合、バレたら最悪クビになることも
看護師の場合、就業規則で副業が禁止されている場合がほとんどです。また、県立や国立など公務員に属する病院で働いている場合、法律違反となることもあるため注意が必要です。
しかし、ライター業をして副収入を得ていても、年間20万円以下なら申告する必要はありません。また、それ以上稼いでも確定申告のやり方を工夫すれば会社にバレることはありません。
医療系の記事だけでは、収入が不安定
医療系の記事で継続的に案件を受けられれば収入は安定してきます。しかし、医療系の記事は単価が高いため、同じ看護師ライターと仕事の取り合いとなる場合もあります。
ライターとして経験を積めば、継続して案件を貰うこともできますが、初めのうちは難しいです。医療系の記事だけでなく、自分が書けそうな案件を選んで積極的に挑戦することも大切です。
未経験でもWEBライターになるための3ステップ
WEBライターになるのはとても簡単です。PCとネット環境があればすぐにライターを名乗ることができます。ここからは具体的にWEBライターとして活動するための3ステップを紹介します。
WEBライティングの勉強をする
WEBライティングと呼ばれる、WEB上の記事を書くためには普通の文と違ってルールがあります。それは、PERP方式と言われるものです。
PERP方式とは①結論(Point)→②理由(Reason)→③例え(Example)→④結論(Point)の順で書く方式です。これは読者に最後まで記事を読んでもらうための順番となります。
WEBライティングに関係する書籍を3冊ほど読めば、大体の大事な部分は網羅できるため、本気でライターをしようと思う人は本を買ってみてください。
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングとは、WEB上で仕事の募集や受注をするサイトになっています。有名な所で言えば「クラウドワークス」や「ココナラ」などがあります。
仕事に応募する
クラウドソーシングのサイトに登録したら、WEBライターの案件を探します。この時注意して欲しいのが、「安すぎる案件は受けないこと」です。
安すぎるというのは厳密には「文字単価0.5円以下」です。クラウドソーシングのサイトでは、文字単価0.1円や0.2円などの案件が沢山あります。文字単価が安すぎると、労働に対する報酬が割に合いません。時給20円になることもあります。
初心者の場合は、文字単価1円だとライバルも強いので、案件の獲得が難しいです。まずは0.5円程度の案件で、練習と実績を残し、数記事書いたら文字単価1円の案件に応募するようにしましょう。
新卒看護師のWEBライターは大変。でもメリット沢山!
新卒看護師がWEBライターになるのはかなり大変です。慣れない仕事を2つ両立しなくてはいけないからです。しかし、新卒看護師のあなたの視点は今しか得られない貴重な財産です。
その貴重な財産を記事という形に残せるのが、看護師としてもライターとして良い経験になると私は思います。
また、看護師はハードワークでとても辛い仕事です。いつかあなたが看護師の仕事から逃げたくなった時、「逃げられない」か「逃げる方法を持っている」のかでは雲泥の差があります。
心の平穏を保つためにも、もうひとつの武器をもってみてはいかがでしょうか?この記事をみて、WEBライターに興味を持っていただけたら幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。